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「思い出は美しすぎて」を買って知った、小野香代子のこと [音楽]

今頃になって、八神純子のファーストアルバムを買った。「ポプコン・アーティスト1stアルバムシリーズ」の1枚として新たに発売されることをたまたま知り、散々迷った末に、誘惑に負けてしまった。Blu-spec CD2という高音質技術でつくられているらしいが、そもそも、私はこのアルバムを持っていなかった。

思い出は美しすぎて【Blu-spec CD2】

思い出は美しすぎて【Blu-spec CD2】

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2016/07/20
  • メディア: CD


ポプコンで優秀曲賞を受賞した「雨の日のひとりごと」、メジャーデビュー曲の「思い出は美しすぎて」と、最後の2曲「もう忘れましょう」「さよならの言葉」が私のお気に入り。

ところが、歌詞カードを見て、「さよならの言葉」の作者が小野香代子と書かれていたことには驚いた。Wikipediaの八神純子のページには、「小野香代子が第13回ヤマハポピュラーソングコンテストでグランプリを獲得した同名曲のカバー」とある。

他人がグランプリを獲得した曲をカバーするというのは、違和感がある。しかも、メジャー2枚目のシングル曲だし、ファーストアルバムの最後の曲だ。そもそも、小野香代子って、誰?
ネットで調べてみると、小野香代子はグランプリを獲得した後、すぐに海外に留学してしまい、レコードデビューすることはなかったらしい。Jerrio's Cafeや、ジャパニーズポップス&歌謡曲を考察してみるによると、この宙に浮いた売り上げの見込める曲を八神純子に歌わせたというのが真相らしい。八神にとって、それが不本意だったであろうことは想像に難くない。しかし、カバーしてくれたことによって今もこの曲を聴くことができ、その歴史を知ることもできるのはありがたいことだとは思う。

さらに、この2つのブログでは、アルバムのひとつ前に収録されている「もう忘れましょう」の中に「“さよならの言葉”だけが心に痛いだけ」という歌詞があることを、この経緯と結びつけて推論している。どちらも素晴らしい仕上がりのこの2曲にこんな裏事情があったとは、CDを買わなければ知ることはなかったかもしれない。

YouTubeには、小野自身が歌ったスタジオ録音らしきものや、ポプコンでグランプリを獲得したときの映像があった。リズムを外す歌い方がいい味を出しているし、声もいいと思う。すっかりはまってしまった私は、何度も繰り返し聴く羽目に陥った。この才能をもっと味わうことができなかったことを残念にさえ思う。

八神純子のCDを買ったのに、小野香代子の話で盛り上がってしまうのは失礼ですね。八神純子は、私にとって今でも女性ボーカルNo.1であることを書き添えておきます。

タグ:YouTube Pops
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